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☆幻の超大作!「シベリアーダ」
9月21日、ロシア映画DVDコレクション・シリーズに待望の新作が加わりました。1979年のカンヌ国際映画祭で「ブリキの太鼓」や「地獄の黙示録」と競い、審査員特別賞に輝きながらも、日本では劇場公開の機会を逸してしまい、永らく幻の傑作として上映を熱望され続けてきた超大作「シベリアーダ」です。
監督は、「貴族の巣」や「ワーニャおじさん」のほか、ハリウッド映画「暴走機関車」「マリアの恋人」などでも知られるアンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー。「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」のニキータ・ミハルコフ監督の兄で、1970年代には"ソビエト映画ニューウェーブ"の旗手としてならした才人です。
映画は、シベリアの奥地エラニ村に暮らす富農のソローミン家と貧農のウスチュジャーニン家の3世代の運命を描いた大河ドラマであり、帝政時代からロシア革命へ、第2次世界大戦をへて油田開発にわく時代へと歴史の激動と奔流の中を生き抜いたシベリアの人々の苦難と栄光を壮大な自然の中に描いた長編叙事詩ともなっています。
今回のDVDでは、3時間19分の2部作を高画質・高音質の2枚組で収録したほか、スタッフのインタビューやメイキング映像などをおさめた特典DISCを加え、豪華3枚組となって発売されます。製作から30年の時をへて、ようやく日本の皆様にお目見えすることになったこの感動の超大作を是非、DVDでご鑑賞ください。
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